図書館で目にとまり、借りてみました。

著者のマラソン体験記です。
ただそのマラソンがエコという…
世界各国のマラソンに出場、300回を超える出場回数。そのデータをもとに、各マラソン大会の国際環境評価を順位付けしたり、実際にマラソンに出場するときにはゴミを拾いながら走ったり…
現地の人との交流、景色を堪能すること等走る以外のことを重要視されています。

したがって、著者が目指すのは一番最後にゴールすること。

順位やタイムを競うマラソンから卒業し、一番遅いランナーとなって大会を満喫するという。

私のようなカメさんランナーでも、できるだけ速く走りたい…と、一応思っています。
で、走って帰るだけ。前夜祭や完走パーティーには出たことがほとんどないです。

人それぞれの考えでいいと思いますが、せっかく遠方の大会に出る時には、もう少しその土地の人や物に触れた方が楽しいかもと思いました。


マラソンやらない人には、あまりおもしろくない本です〜きっと。


『エコマラソン』 西 一著 評言社