作家・五木寛之氏と医師である帯津良一氏の対談です。

覚悟ある生き方、理想の死に方、死後の世界等々、生きることや死ぬことについて色々と語られています。

命は有限であることを意識しておくことは、私も必要だと思っています。

ただ、この本は死後の世界があること前提で話が進むんですね〜。死後に個性はあるか…とか話し合っていて、医者が『あの世でも(それぞれ個人を)識別できるようになっていると思います』とか言っちゃってて…どうよ?って感じです。

死んだことないので、絶対そんなことないよ!とは言い切れませんが、ないと思います。

お医者さんって、クリスチャンも多いし、結構あの世を信じていらっしゃるのですね。

それぞれ思想や信教は自由なので、否定しません。

が、

私はこの本を読んでも『死ぬ元気』は湧いてきませんでしたね〜(笑)


「生きる勇気死ぬ元気」
五木寛之・帯津良一著 平凡社