長かった・・・ドストエフスキーの「罪と罰」全3巻。

第1巻を読んだとき、まだ2巻・3巻は発行されておらず、発行される都度図書館に予約して借りたため、前巻までの記憶が薄らいでしまうのです。
何せ登場人物の名前が覚えられない。1巻と2巻は登場人物の紹介が書いてあるしおり(発行元が作っている)がちゃんとはさまれたまま回ってきましたが、第3巻では誰かがなくしたか、最初からはさまっていなかったか、それがなかったので、「え〜っとこの人誰??」となってしまいました。
レベジャードニコフ・スヴィドリガイロフ・マルメラードフ・ゾシーモフ・・みんな同じような名前・・・・さすがにラスコーリニコフ(主人公)とラズミーヒン(友達)はすぐに覚えましたが。

ひとりひとりのセリフが長い。文庫本ですが2ページ分くらいしゃべっているので、それを読み切るのも結構大変。この長いセリフを考えるだけでもすごいな・・

この光文社古典新訳文庫シリーズは、まだ現代の言葉でわかりやすく訳してくれたり、この「罪と罰」では同一人物の名前が原作では何通りも出てくるらしいのですが、それを統一してくれたりと、けっこう読みやすくなっているらしいのです。

それでも訳者が解説しているような奥深いところまでは読み切れませんでした。

読書嫌いだった私。古典の名作はとんと読んだことがなく、亡き母は嘆いていましたが、ようやくひとつ読んだかなって感じ。

まだ読んだことのない方には、この「新訳」シリーズがおすすめです。「罪と罰」の前に出ている「カラマーゾフの兄弟」読もうかしら。でも全5巻はちょっとつらいかも。


「罪と罰」 ドストエフスキー
亀山郁夫 訳