明日も休みなので〜。

昭和版TVドラマ「白い巨塔」のDVDを借りてずっと主人と観ていたのですが、今日最後の4話を一気に観て終了しました。

やっぱり財前教授は田宮二郎さん、里見先生は山本學さん。
平成版の唐沢・江口両氏はどうもイメージが違う気がします。時代も平成になって、原作と変えないといけないところが多すぎますよね。

その点

昭和版は原作と時代が近いだけに、ほぼ忠実に再現されていたと思います。

ただ、

一審が終わった後に亡くなるはずの財前教授の母親が生きていたり、里見先生とその奥さん、東教授の娘の三角関係が昼メロちっくに描かれているのと、東教授の娘がサイパンに行く話は、なんだかいただけないような感じ。

原作では一審で勝訴したことを聞いてほっとしてお母さんは亡くなりますが、テレビでは子が親より先に逝くという最大の悲しみをお母さんに与える設定が、なんか嫌でした。

でも

この変更は田宮二郎さんの希望だったとも・・・

このドラマの最終回を待たずに田宮二郎さんは自殺し、太地喜和子さんも事故で亡くなり、河原崎長一郎さんもけっこう早く亡くなり・・この時60代だった方は30年たった今、みなさんこの世にいらっしゃいません。

そう思うと、なんだかさみしいですね。
あと30年たてば私もいないかな(爆)
人生ってあっと言う間ですね。

やっぱり山崎豊子作品は「白い巨塔」が一番好きです。