ACT-Kって何!?という感じですね。

ACT-Kについては、「こころの医療宅配便〜精神科在宅ケア事始」に詳しく書きました。もう6月のことです。

次兄のOは、30年来統合失調症を患っています。将来のこと(親が死んだらどうするか?)は、先送りにされたまま、母が亡くなりました。父がOの住む家に毎日顔を出していますが、先日82歳になった父にそれがいつまで続くかわかりません。父は自分の趣味にも忙しく、残り少ない人生を有意義に過ごそう!という意気込みがあり、Oの将来への道筋、「なんとかせな。」は口だけで、今までどおり何ら手立てを打つ気配はありません。

私がOの保佐人となり、ぼちぼち周りで動こうとしているところです。

先送り人生だった両親のことは、正直恨んでいます。産み育ててくれたことには感謝していますが。

ACT-Kに戻ると・・OにもこのACT-Kの在宅看護や生活支援、就労支援をしていただきたいと思い、7月に著者の先生へお手紙を出していました。

その後・・・・

何の音沙汰もなく、あきらめていたところに、「一度お話を」ということで連絡が
先日お会いした精神保健福祉士の方に30年前から現在に至る詳細をお話しました。検討してみないとわかりませんが、おそらくお受けできると思いますとのこと。

やった!

ぬかよろこびとか不安とかを与えたくなかったので、Oには内緒で動いていました。Oの意向が一番なので、今回の話をハガキで伝え(メールができない、口頭での説明は伝わりにくい、文字なら何度も読める)、Oの返事待ち状態です。

Oは病院の外来に通いつつ、デイケアにも参加しているのですが、やはり調子の悪い時は何日もデイケアに行けない時があります。
そのような時に、在宅サービスがあれば心強いと思います。うまく話がまとまるといいな。

Oの独語や空笑に話が及んだ時・・・
私が「突然1人で声出して笑うことはあります。」と話したら、「空笑ですね。そういう時は一緒に笑ってあげるといいですよ。」と、精神保健福祉士さんが楽しそうに答えられました。

「実は正直で純粋、愛すべき人たち」である統合失調症患者と、著者の高木先生は書かれていますが、なんだかその一片を見たような気がしました。

今通っている病院の先生も、就労支援に向けてがんばっていきたいとおっしゃっていただいているし、ACT-Kも個別に就労支援をしてくださるそうです。長い道のりでしょうが・・・

私はOが働くなんて絶対無理っ!と決めつけていました。

言い方は悪いですが、あかの他人の方々が「就労」を目指そうと思ってくださることに、とても心を動かされました。

こういう方々に10年前に出会えたら(発病時の精神科の治療環境はおそらく違ったはずなので)、Oの可能性ももう少し早くに開けたのではないかと・・・

なぜ、両親はもっと色々と調べて、少しでもOが自立に近づけるような努力をしなかったのか。なんだかそれが悔しいです。

48歳のOですが、本人の一番の希望も自立です。

私もそれに向けて、協力したいと考える今日この頃です。


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