水俣病、おそらく小学生の時、一度習ってそれっきり・・・

この「苦海浄土」を読もうと思ったのは、ラジオ番組で池澤夏樹さんが紹介されたからです。
池澤さん「個人編集 世界文学全集」に、この「苦海浄土」が収められているのですが、今、起きている原発問題を理解するためにもぜひ読んで欲しいと・・。

出版されたばかりのこの全集、すぐに図書館で借りることができました。

私にとってはとても長い本で、次の予約がないのを幸いに、「延長」「返却」「借りる」「延長」で1ヵ月ちょっとでようやく読み切ることができました。

長かったのと、返却期限があるのとで、よく理解できていなこともありますが、やはり福島と重なる部分も多かったように思います。

大企業の体質・・
政府の対応・・
風評被害・・
差別・・

電車の中で泣きそうになり、大変でした。

水俣病の不幸だけではなく、それが起きる前のとても平和な、のどかな不知火海沿岸の暮らしも、患者の口から語られていて、そのコントラストにたまらなくなります。

大企業城下町であった水俣市・・。それゆえ、患者は地元でも孤立してしまう。

知らなかったことをたくさん知りました。
もう一度じっくり読みたいです。

苦海浄土新装版

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