放置ブログのはずが、10月は毎日更新(嘲)

次兄の自殺未遂から3日たった。
私もやっぱり動転していたのだと思う。
落ち着いたのかわからないが、昨日までと違う思いが浮かんでは消える。

次兄はおとなしい子だった。
中学生のころ、いじめられてもずっと学校を休まなかった。
怖がりで、反抗することはできなかった。ちょっと虫がいたら大声を出して、こっちがびっくりした。
遠足の待ち合わせに行けるかどうか不安で不安でしょうがない子だった。

高校生の時メタノールを飲んで自殺を図った。
その後も一晩帰らず、死に場所を求めてさまよったり、煙草をばらして水に溶かして飲んだりした。

でも、死ぬのはやっぱり怖いって言っていたのに・・

その次兄が自分の腹を14回も・・しかも6回は腹腔に達し、うち2回は肝臓を傷つけるまで深く・・
刺したということが、そんなことをよりによってこの次兄がしたということが、まず意外だった。

「刺せ」という声が聞こえたのかもしれない。
真相はまだわからない。

刺した後2時間、気を失っていたのだろうか?そして我に返ったのだろうか?
とにかく2時間後に主治医に電話した。
そして「迷惑をかけてすみません」と言ったそうだ。

どういう思いで刺したのだろう・・怖がりの次兄が。
刺した後、救急車が着くまでどんな気持ちでいたのだろう・・
痛かったやろな・・

母が亡くなる前日?当日の朝だったか・・次兄はとてもつらそうだった。
長兄は自分の勤めている会社の薬を処方するように、母の主治医に営業した男である。

母は亡くなる少し前に「Oのこともなんとかせなあかんなぁ。」という私に、「Oはもう私の手から離れた」と答えた。
しょうがないこととは言え、母から心配されなくなった次兄が不憫だった・・母だけが次兄の心の支えだったから。

今日はずっとそういう思いがグルグルしていた。