2013年2月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1143ページ
ナイス数:9ナイス

発達障害と呼ばないで (幻冬舎新書)発達障害と呼ばないで (幻冬舎新書)感想
発達障害と診断されるケースが増加しているのはなぜか?受診率アップもその一因。また、本来の発達障害は遺伝的要因によるものを指す概念であったが、愛着障害や環境的要因による「いわゆる発達障害」も含まれているから。赤毛のアンの子ども時代は、愛着障害の子の特徴があらわれているらしい(モンゴメリの幼少期が反映)。他の子ども達と違う発達の仕方、興味の示し方をしただけで、すべて「障害」とくくるのは間違い、それぞれが「特性」であり、それを良い方向に伸ばすよう、そのタイプ別に接し方や養育方法を変える必要アリという内容に納得。
読了日:2月5日 著者:岡田 尊司
機能不全家族(アダルトチルドレン)機能不全家族(アダルトチルドレン)感想
アダルト・チルドレン(AC)について深く知りたくて手に取った。某精神科医のHPで機能不全家族とACについて書かれて、ドンピシャの内容かと期待して・・うーむ・・広く浅い内容。確かに家庭環境、特に母親の態度等々が原因でこうなりやすいとか、また犯罪に結び付くような事例が多数書かれているのだが、具体的な対応策まで言及されていないように思った。それに、不妊の女性や更年期のメンタル(←それなりに参考に(笑))、カフェイン中毒、ペットロス・・これってAC??メンタルの障害全部入れ込んでワケわからんと思ったのは私だけ?
読了日:2月9日 著者:星野 仁彦
統合失調症に負けない家族のコツ‐読む家族教室‐統合失調症に負けない家族のコツ‐読む家族教室‐感想
ボリュームが少なく手軽に読める。【読む家族教室】だけあって、患者の家族とのやりとりも載っている。 統合失調症から回復し、社会参加できるようになるには、患者を中心とした星座関係(患者が信頼できる家族、医師、スタッフ等)が必要、また、家族による【無条件の愛】に裏打ちされた、患者の立場に立った病気の理解が大切とある。自分だけで抱えている親御さんに、できるだけ早くチームワークにより回復を目指す必要性に(こういう本を読んで)気づいて欲しい。通院と薬だけでなんとなく過ごしていてはダメ。親は先に死ぬのだから。
読了日:2月10日 著者:渡部 和成
NHKスペシャル 生活保護3兆円の衝撃NHKスペシャル 生活保護3兆円の衝撃感想
生活保護受給者が18人に1人の大阪市に暮らす私としては、興味深い内容であった。また、人ごとではないと思った。 稼働世代の受給増加は、ゆゆしき問題。受給開始後6ヶ月が勝負、働かなくてもお金が入るとなれば働く意欲が低下するのはある意味当然。闇社会に流れる生活保護費。せっかく払った税金(←多くないけどね)が闇へ消える〜〜(T_T) 【年越し派遣村】これ、聞かへんもんね、最近。そういうことか〜と納得。受給者が205万人突破、非常事態であることはわかったが、我々は何をどうすればよいのだろうか・・?
読了日:2月20日 著者:NHK取材班
統合失調症の回復とはどういうことか (こころの科学叢書)統合失調症の回復とはどういうことか (こころの科学叢書)感想
統合失調症は思春期〜20代で発症することが多く、その親向け?入門書をよく見る。この本は病棟医である著者が、専門雑誌へ掲載等していた7項目をまとめたものなので、現場の医療者向けと思う。内容も長期間入院しているような慢性統合失調症者に関するもの。そして、そのような患者の家族に強くおススメしたい!私の兄も慢性トーシツ。目からウロコな内容多数。理解できないと思い込んでいる行動にも意味があるのだ。著者の「私が魅了されてやまない統合失調症の力と輝きと美しさとを再確認していきたい。」という言葉がなんとウレシイことか。
読了日:2月22日 著者:横田泉

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