日本経済新聞 2013/5/14 21:30

自民、公明両党と民主党など野党8党は14日、成年後見人が付くと選挙権を失うとした公職選挙法の規定を削除し、被後見人に選挙権を与える同法改正案を夏の参院選から適用することで合意した。各党の党内手続きを経て17日にも国会に共同提出する方針で、月内に法案が成立する見通しとなった。

来週から衆院政治倫理・選挙制度特別委員会で審議入りする方向。成年後見制度は知的障害や認知症などで判断能力が不十分な人の暮らしを支援するため、本人らの申し立てを受けて裁判所が「後見人」を指定する制度。東京地裁は3月、成年被後見人は選挙権を失うとした公選法の規定に違憲判決を出した。

会合後、公明党の北側一雄副代表は「参院選に間に合わせることに各野党の了解を得た。再来週の初めには参院で可決、成立になるのではないか」と述べた。


実務は地方自治体だから、スピーディに法案成立は可能なんだな。
そういうことを、今回初めて実感。己の世間知らずも反省だわ。