佐渡島一周究極のエコ旅とは?
それは、乗り物を使わない旅であろう。自転車は二酸化炭素を排出しないのでエコ旅なのだが、そこは「使うのは自分の脚のみ!」にこだわってみる。

そんなマラソンイベント「佐渡島一周エコ・ジャーニー208劵Ε襯肇蕷鸞」に参加した。平成25年9月21日午前6時スタート、48時間後の23日午前6時までに一周するというもの。
幸いにも天候に恵まれ、いや、恵まれ過ぎて暑く、夜には熱中症で救急搬送される参加者が出るほどの過酷ぶり。
しかし、ちょうど稲刈りシーズンで島の方々も多く外に出ておられ、挨拶や会話を交わしたり、他の参加者と励まし合ったり、そんなコミュニケーションが楽しい。佐渡島の中学生は必ずこの「知らない」(しかも汗だらけでボロボロの)おばさんに挨拶してくれる。景色も最高!感動!稲刈り
反面、夜は見る景色がない。闇の中をどこまでも続く道を進むのみ。ああ、つらい。最後は走ることができなくなり、40劼鯤發通した。23日午前2時54分、45時間弱でのゴール。達成感がすご過ぎる!

と言いつつ、エコ旅についてはこの辺で終了。長過ぎてまとめられない。とにかくわかったことは、「人は歩きながら眠ることができる。」「夜通し動き続けるともれなく幻覚がついてくる。」ということだった。
話変わって、伏見区銀座町は私どもにとって馴染みのある地名であるが、中京区の「金座遺址」については、佐渡島から帰って初めて知った(お恥ずかしい限り)。

金座は江戸時代において大判を除くすべての金貨の鋳造を幕府から独占的に請け負った貨幣鋳造組織であり、江戸、京都、駿河(ごく初期)、そして佐渡の4カ所にだけ開設されていた。慶長6年(1601年)に佐渡金山が発見・開山されて以降、佐渡は発展を遂げ江戸幕府の直轄地となり、小判鋳造が始められたのである。
エコ旅の前日に訪れた佐渡奉行所跡でその説明を受けた時、佐渡島と京都は金座という共通点があるのか〜となんだかうれしくなった。

坑道道遊の割戸広い鉱脈群に開削された坑道の総延長距離は約400kmに及び、平成元年の操業停止まで388年間に採掘した金の量は78t。まさしく、国内最大の産出量を誇った金山であった。
現在、佐渡金山は史跡として観光客が訪れる場所である。再現された坑道内はリアルで、当時の過酷な労働が想像できる。「つらかったやろな。しんどかったやろな。」と心底思った。それに比べたら208kmなんて。
国指定史跡の「道遊の割戸」は主要鉱脈の「道遊脈」の跡。山頂を真二つに立ち割った壮大な採掘跡は佐渡金山の象徴とのこと。

機会があればぜひ、佐渡島へ。島内「歩きで」とは申しませんので(笑) 。

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