2014年4月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1833ページ
ナイス数:22ナイス

花神〈上〉 (新潮文庫)花神〈上〉 (新潮文庫)感想
NHK大河ドラマを観たのは小学5年生の時、おもしろくて家族が1年間観ていたと思う。記憶に残っているのはラストシーンのみ、中村梅之助氏演じる村田蔵六がお天気の良い草原みたいな所を歩いている場面(船が嫌いで歩いて旅をした・・という記述とマッチ)。なので、ずっと読みたいと思っていた。上巻は百姓身分の出の蔵六が長州藩に取り立てられるまで。ウチの近所に一時住んではったんや(笑)この時代の身分制がよくわかるし、蔵六の人となりも理解できた。攘夷の気運も高まってきた!!中巻、借りて来ます(^^)/(買ってないんかい!)
読了日:4月5日 著者:司馬遼太郎

閉経記閉経記感想
老親介護、孫、更年期、ぶよぶよ・・なんであれ著者と共感できるトコロがない人(世代)にとっては、どうなんやろ?引いてしまうような。そろそろホットフラッシュ来るか?と思っているワタシですら「そこまでは別に知りたくないですが・・」と思った部分もアリ^_^; とはいえ、父だけが残って丸6年+ワタシもうすぐ48歳=これから行く道(多少状況は異なっても)色々と予習できたなぁ、自分の変化を楽しみたいなぁ・・と思ってみたり。「しておる」調はそれほど好きではないが、女友達少ないワタシには頼りになる先輩のような気がした。
読了日:4月14日 著者:伊藤比呂美

おふたり様のシンプルライフ  人生後半を生きる夫婦の健康で幸せに生きるヒントおふたり様のシンプルライフ 人生後半を生きる夫婦の健康で幸せに生きるヒント感想
読了・・ではないかな。パラパラっとになりました。ごめんなさい、どーもあちこちに出てくる「啓助さん」が受けつけないです。テレビでイイ大人が「おかあさん」と言おうものなら「母と言え母と。」と思ってしまうワタシ。どうもダメでした。 子なし夫婦なので、イロイロ参考になるかと期待して読み始めたものの、テーマが多くて、それぞれが浅い印象。たしかに素敵な方だな〜見せる収納いいな〜とは思ったけど。料理ならそれこそレシピ本の方を参考にすればよいな・・と思った次第です。
読了日:4月15日 著者:村上祥子

花神 (中) (新潮文庫)花神 (中) (新潮文庫)感想
「蛤御門の変」の後、桂小五郎の推挙で長州藩の軍務大臣に抜擢された蔵六(大村益次郎)が長州軍を率い始めた。蔵六の指揮に従えば勝てるという雰囲気になってきた。それはそれで痛快なのだが、蔵六、すご過ぎる。全部独学?書物から得た知識でこれだけ戦えるの?どんだけ天才?と不思議になりつつも、妻やイネとのエピソードで蔵六の不器用さに和む。銃の話は興味深い。【八重の桜】を観る前に読んでいたら、この頃の会津藩の銃についても少し理解できたかもしれない。ゲベール銃とかミニェー銃とか。さて残るは下巻(図書館予約済み^^;)。
読了日:4月21日 著者:司馬遼太郎

父の生きる父の生きる感想
あるきっかけで般若心経・犬心・閉経記読み、この本が最後、見届けねばと思って読んだ。某所で雑談中、65歳過ぎの男性に見せたら目次【親を送るということ】を見て、「親を送るゆうてもそんな簡単なことちゃうよっ!」と自分の経験をも〜語る語る!(私も1人送り済みですが〜と思いつつ聞く)
人はなぜ親の介護や死の話になると饒舌になるのだろう。著者然り。私も一応母のこと、(この)ブログに書いた(笑)
我が父85歳独居。読んでいて重かった。ピンピンコロリの難しさ。お父さん子やった著者でもいっぱいいっぱいやのに、父嫌いやった私、大丈夫か?(^^;
読了日:4月25日 著者:伊藤比呂美

マラソン中毒者 北極、南極、砂漠マラソン世界一のビジネスマンマラソン中毒者 北極、南極、砂漠マラソン世界一のビジネスマン感想
「できるかできないか」ではなく、まず「やってみること」が大事。それを、マラソンでも実行してきた著者。始めて4年で!しかも、砂漠や北極や南極を含む数々のウルトラレースを大根やニンジャで!いわゆる高学歴、ビジネスリーダーとしてもかなりのやり手とお見受けする。ブログをもとにした本書の軽妙な文面・・エリートっぽさを隠した?(考えすぎ?)多忙な中で100kmサブ10は努力の人と思う。ブログと併せて読むと、写真や動画で臨場感が増す。ウルトラならではの高揚感や一体感、感謝、感動。人生は短い、まずはポチらんとね(^^)
読了日:4月28日 著者:小野裕史

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