2014年10月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2363ページ
ナイス数:70ナイス


無常という力: 「方丈記」に学ぶ心の在り方 (新潮文庫)無常という力: 「方丈記」に学ぶ心の在り方 (新潮文庫)感想
東日本大震災の年11月に出版。福島第一原発(1F)から45kmの三春町に住む著者が、東日本大震災と1Fによるフクシマ(著者があえてカタカナ表記)のこと、著者自身の心の移り変わりを「方丈記」と照らし合わせつつ、「方丈記」そのものをわかりやすく解説し、現代語訳の後に原文を掲載している。読みやすかった。福島の方々に対する思いも込められているように感じた。
「方丈記」は高校生くらいで授業で習ったとは思うが、全文読むのは初めて。何度も自分なりに「方丈記」を読み解きたいと思った。実家に近い日野にも行ってみよう^^
読了日:10月3日 著者:玄侑宗久

おとなの教養―私たちはどこから来て、どこへ行くのか? (NHK出版新書 431)おとなの教養―私たちはどこから来て、どこへ行くのか? (NHK出版新書 431)感想
「自分とはどういう存在なのか」「私たちはどこから来て、どこへ行くのか」というテーマを考えるため、おとなの教養としての七科目を池上先生が講義してくれる本。すぐに役には立たなくても、生きていく上での力となるもの、それは「自分自身を知ること」ではないか・・そういう問いかけから始まる。七科目、相互にあまり関連なさそうにも思えるが、それぞれは【今まさに自分がここにいる】ことにつながっているのかな〜と思った。
それにしても齢48にして、なんと知らないことの多いワタクシだろうか。自分を知る前に人生終わってしまいそう^^;
読了日:10月6日 著者:池上彰

彦九郎山河 (文春文庫)彦九郎山河 (文春文庫)感想
勤王思想家・高山彦九郎は、終戦(S20年)前後で世間の評価が大きく変わった人物。彦九郎が残した膨大な日記を読み、魅せられた著者はその魅力を書かずにはいられなかったのだろう。彦九郎、歩く歩く。東北から九州まで。「山河」という題名もしっくりくる。どこに行っても歓待され、儒者が集まり話を熱心に聞く。彦九郎の学識・人徳によるのだろう。当時の蝦夷や大飢饉の話も興味深い。亀とか観相を信じていたんだなぁ。
銅像のような三条に入るところでの拝礼は描かれなかったが、後書きで著者が銅像に触れていてちょっとうれしかった。
読了日:10月19日 著者:吉村昭

花のズボラ飯(2)花のズボラ飯(2)感想
あと4話くらい残したところで、ずーっとkoboで眠っていた(笑) パソコンでも読めるので一気に読了。漫画もイイね(^o^)
そうか〜花ちゃんもイロイロあるのね。なんだか自分と重なって(歳は17も違うけど)ちょっとキュンとしたわ〜。ヘルシーな鍋のはずがどんどん炭水化物まで行ってしまうのもわかるわ〜。ゴロさんどんな人かな〜。もう続編はないのか・・お、レシピ本があるのか・・買ってしまいそう^^;
読了日:10月20日 著者:久住昌之,水沢悦子

私の引出し (文春文庫)私の引出し (文春文庫)感想
1996年出版。新聞、雑誌等に掲載された、自身の小説に関するエピソードや幼少期〜青年期の思い出、食や酒のこと等短いエッセイ多数。既読の小説に関するエピはやはり面白い。いわば他人の個人的な思い出や出来事なのに興味深く読めるのはその内容?文章のうまさ?吉村昭と思って読むから?
著者は父の一歳上で最近よく比べてしまう。著者の酒ネタは初めて読んだが、これまた酒好きの父と比較、やっぱり吉村先生は違うな〜天ざるに日本酒が合うとか、父はそういう酒ちゃうな〜なんて(^^)「昭和ヒトケタの男」の女性観は共通してるかな(笑)
読了日:10月21日 著者:吉村昭

マッサン語録 ~ニッカ創業者・竹鶴政孝と妻リタの生きた道マッサン語録 ~ニッカ創業者・竹鶴政孝と妻リタの生きた道感想
父購入本。話題の書として積んであるとつい買っちゃう。龍馬、八重、官兵衛、全部あった。花子はなかった。老父初の朝ドラ本だ(笑) 本書は竹鶴氏の残した数々の言葉を軸に、リタさんとの結婚後からウイスキー製造を中心に進んでいく。劇的なタッチではなく説明書的。写真は多数。本の帯にあるように、朝ドラ見ている人が『NHK朝ドラ「マッサン」をもっと楽しむ!』ための解説書として読むのがいいかも。
いつも【角】ハイボールでゴクゴクプハーッの私。今度、ニッカ買おう。竹鶴氏曰く「ウイスキーはチビチビ長く楽しんで飲むもの」(^^)
読了日:10月22日 著者:菊地秀一

人生の観察人生の観察感想
2014年発売、単行本未収録の新聞連載コラム(1971年〜1997年)を中心としたエッセー集。出版社のミスで初版→絶版となったいわくつきの本。未収録エッセーであるが、若き日、肺結核で苦しんだ経験はやはり登場、著者の人生への多大なる影響をここでも感じる。40代の頃の文章はなんとなく尖がっている印象だ。70歳の文章にはないトンガリ(^^)
先に読んだ「私の引出し」と同じエピソードが載っている。同じ1991年執筆の内容が微妙に異なるところに、著者が取材で感じた「人間の記憶の曖昧さ」が現れていて興味深かった。
読了日:10月24日 著者:吉村昭

叱られる力 聞く力 2 (文春新書)叱られる力 聞く力 2 (文春新書)感想
「叱られる力」→打たれ強さ・・・かな?と思った。そう思わないと「叱られる力」はどこに書いてある?という印象だった。前半は叱り方に悩む話が多かったし、真ん中は厳しかったお父上の話だし、後半は「叱られる力とは?」とはあったけど、あまりそれらしいことは書いていなかった印象。でも、人と会話をするうえで注意すべきことがちりばめられていると思う。
個人的には前作「聞く力」の方がよかったと思うけど、こちらもそれなりに楽しめた。
読了日:10月25日 著者:阿川佐和子

破船 (新潮文庫)破船 (新潮文庫)感想
読書メーターで本を検索して表示させると、左側(スマホなら下)に出てくる『あらすじ』を読んでしまうのよね〜^^;否応なく目に入ってしまう。
この「破船」の場合文庫本の裏表紙に書いてある文章そのままで(かなり重要なネタバレ)、ワタシもうかつにも読んでしまった。これ、知らずに本書を読めばもっと衝撃的だったろうし、面白かったし、怖かったのではないかと少し残念。それでもじゅうぶん読み応えアリ!最終的な展開に絶句。脳内で映画を観ているように思い描くことができる、また、「その先」への想像が膨らむ作品だった。
読了日:10月28日 著者:吉村昭

世界一やさしい精神科の本 (河出文庫)世界一やさしい精神科の本 (河出文庫)感想
「14歳の世渡り術」シリーズとして出版された本の文庫化なので、語り口が10代の若者向けだが、そこがかえって読みやすくて個人的にはよかった。内容も、例えば、統合失調症の【陰性症状】である「感情鈍麻」→「生き生きとした感情がわかない」【地味な症状】というように噛み砕いた表現になっている。うつ病、統合失調症の他、発達障害、ひきこもり、社交性不安障害、PTSD、人格障害等、広く浅く知識を得ることができる。学級崩壊云々、『メンタル』で退職といった話もよく聞くようになったし、大人にもこの程度の知識は必要かも・・・
読了日:10月31日 著者:斎藤環,山登敬之

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10月22日は夫の、27日は父の誕生日。母亡き後の2008年10月から実家で合同誕生日会をやっている。今年は10月26日開催、早7回目。
老父86歳。酒が好きで今もけっこう飲むが、酔い始めるのが早くなってきたなと思う。シモは年相応に緩んでいるらしく、今回ズボンを盛大に濡らしていた。最近(飲酒時)、こういうことがたまにある。
元教師の父は同窓会に呼ばれることが多いので、恥ずかしいことしていないか心配(そもそも若い頃から酒での失敗は数知れず)。足腰が超しっかりしていて、出かけて行けるだけに悩ましい。同窓会に出席する際にはパンツ型紙オムツの着用を勧めたいが、本人が傷つきそうでなかなか言い出せない。
退職後、20年以上続けている第九合唱団への参加。老父の現在の夢は90歳で第九の舞台。これ、主催者側はたまったものではないだろう。若くても何か起こるかもしれないが、当然90歳のリスクは高過ぎ。声も悪いし、シモも緩い(爆)90歳まで生きるか?という問題はあるが、家系的に確率は高いからこれまた悩ましい(笑)
【団体で成り立つ】イベント(しかも客が金を払うコンサート)への参加は控えるべきだ。90歳の挑戦は単独でできることが望ましい。目立ちたがりもタイガイにせんとアカンわ。86歳の今でも周囲から相当嫌がられている気がする。主催者側もなかなか言いづらいやろし・・そこは自ら遠慮せんと。
引き際が肝心 やで、お父ちゃん・・と思う。こんなワタシは冷たい娘なのだろうか
お誕生会のごちそう
今年はデパ地下惣菜で乾杯

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