2014年暮れから持ち越した「秩父宮」を読み終えたのが1月23日。
700頁ちょっとの文庫版だが文字が小さくびっしりで、読了に時間を要した。
それだけに、50歳で薨去された時の件には、若干目頭が・・・
昭和天皇の弟宮の生涯をたどりつつ、当時の歴史を学べる貴重な本ではないかと思う。

結果、1月は2冊〜〜

2015年1月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:1099ページ
ナイス数:48ナイス

秩父宮―昭和天皇弟宮の生涯 (中公文庫)秩父宮―昭和天皇弟宮の生涯 (中公文庫)感想
天皇の弟宮という明治・大正にはなかった立場、前例のない道を進まなくてはならなかった秩父宮雍仁親王の生涯。
幼年期から薨去まで700頁のボリュームだが、飽きることはない。著者の7年にわたる取材の賜物か。
若き日の論文では日本の国民性を「自己のことは棚に上げ置き他人の事は不必要に干渉す」、戦後のエッセイでは「ジャーナリズムは天皇家のプライベートな行動などに触れるべきではない」と、今に通ずる言葉を残しておられることに感嘆。
天皇陛下が新年のご感想として述べられた「戦争の歴史」もこの本で学べることが多々あると思う。
読了日:1月23日 著者:保阪正康

狂信者狂信者感想
Amazonの内容紹介「年金消失、官僚の天下り、民官の癒着。 他人事ではない! AIJ事件をモチーフに企業年金巨額詐欺事件を描いた経済小説!!」・・たしかにAIJ投資顧問の事件がモチーフだ。
が、これ「経済小説」かな?個人的には、金融検査が入った後のことを知りたかった。本当の被害者=年金受給者がどうなったか・・とか。
ただ、2時間ドラマにすればおもしろいかもと思った(苦笑)。それなりにサクサク読めるし。記憶を云々って無理あり過ぎ。エピローグが何気にハッピーエンドやけど、違うって。被害者はどうなったん?
読了日:1月29日 著者:江上剛

図書館本で気にしてなかったけど、幻冬舎か・・・。AIJ投資顧問の巨額詐欺事件のスキームは書かれているものの(ネット検索すればわかるレベル)、深く突っ込んだわけでないし、年金資金がなくなってしまった厚生年金基金側の混乱とか年金受給者が具体的にどうなったか?とか、そういうリアルな描写はなし。おまけの殺人(未遂?)事件や最後は投資顧問会社社長のハッピーエンドって、どないなっとんねんっ!・・というわけで、土曜サスペンス的な2時間ドラマにはなるかなって感じでした。

お正月まとめ(笑)