次兄は高校2年生の時に統合失調症を発症しました。まだ「精神分裂病」だった時代、もう36年、あれ?37年だったか?(笑)

その頃のワタシは中学生。喚きまくって、床ドンッ!!ってして、ガラスを割りまくった次兄がイヤで、恐くて、気持ち悪くて・・

しばらくは大きい音にドキッとびびる日々が続きました。

典型的モテナイ君の次兄。病気にならなければ違ったかもしれませんが、53歳の今まで恋が成就することはありませんでした。かわいそうですが。
当時、中学生の妹のワタシのことはすごくカワイイと思っていたのです。今となってはオバチャンですけどね

●薬師丸ひろ子さんの「ねわれた学園」を次兄と二人で観に行かされて(母に懇願され)、道で肩を組まれて「恋人同士に見えるかな〜?」と言われたこと
●寝転んでいたら、そ〜〜っとスカートの中を覗かれかけたこと
●冗談ぽくやけど両手で胸をガシッと触られたこと
●東京の予備校に行っていたとき、電話で「○○さん(片思いの相手)と○○ちゃん(ワタシ)のこと考えたらオシッコしたくなる」と言われたこと
●それを父母に話したら父に「ふんっ」て鼻で笑われたこと
(→その後、次兄東京で破綻し母が連れ帰る。予備校の寮の部屋掃除していたらエロ本いっぱい出てきたと余計な話を聞かされる(苦笑))

ええ、すべてワタシ中学生の時にです。

それらはもうすぐ49歳になる今でも、忘れられない出来事で、いまだに次兄のことを気持ち悪く感じてしまう原因となっていると自己分析しています。49歳の今なら傷つかないことも(もちろんイヤなもんはイヤですが)、13〜15歳にはキツかったなぁと。そしてその頃のトラウマは消えないのです。
これは母にも父にも長兄にも、もちろん夫にもわからない妹ゆえの感覚だと思うので、上記以降家族に話したことはありません。当時はそんなこともあって、次兄にもかなりキツイ口調でひどいことも言いました。

それでも・・・

●自分の病気を「不治の病」と言う次兄
●何をしていてもしんどい、心にしこりが貼り付いていると言う次兄
●2012年10月、高校生以来2度目の自殺を試みた次兄
●就職もできず女性と一度もつき合ったことのない次兄
●今は眠ることだけが生きがいと言う次兄

なんとか、穏やかな気持ちで次兄が以前言っていた「余生」を過ごさせてやれないものか?
なんとか、心のしこりがとれないものか?

と思うのです。

だから、今さらながらですが、イロイロ勉強して(難しいとは思いつつ)できることならなんとかしてあげたい・・と考える今日この頃なのです。

で、大人買い

大人買い〜

気休めかもしれんけど〜(爆)