2015年11月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2568ページ
ナイス数:42ナイス

間宮林蔵 (講談社文庫)間宮林蔵 (講談社文庫)感想
間宮海峡・・習ったような。間宮林蔵・・習ったような。そのくらいの印象。江戸時代、当然歩いて測地を行っていたので仕事=探検のような感じ。よくぞ生きて帰られましたな!と私も言いたい。著者作品の「北天の星」や「ふぉん・しいほるとの娘」のシーボルト(事件)と重要な部分で重なっているので、すべて読むと理解が進むと言うか面白い。
後半は役人としての人生であるが、そこはなかなか知られていない部分なのかも。著者はいつも主人公の最期の時まで淡々と描くため、老いた姿を想像し毎回ちょっと寂しい気持ちになる
読了日:11月3日 著者:吉村昭

漂流記の魅力 (新潮新書)漂流記の魅力 (新潮新書)感想
漂流した人からしたらもう「魅力」も何もあったもんじゃない ロシアに漂着したらしたで凍傷で四肢切断は当たり前の極寒、言葉わからず、食べ物合わず・・命がけの記録だからこそ、読む者はのめり込みワクワクする。
日本が島国であるからこそ生まれる漂流記。生き延び日本に帰った者には奉行所での取り調べがあるからこそ、詳細な記録が残る。魅せられた著者は漂流小説?を6編も書いている。その一つを読むにあたりこの本を手に取った。漂流記の一例として挙げている「若宮丸」、これこそ壮大な小説にして欲しかったなぁと思った。
読了日:11月5日 著者:吉村昭

心が安らぐ「老後のシンプル生活術」 (PHP文庫)心が安らぐ「老後のシンプル生活術」 (PHP文庫)感想
【精神科医が教える】という部分に騙された父が購入した本。エッセイである。別に「さすが精神科医!」と思うような内容ではなく、よくあるパターンかと。2〜3イイかなと思う内容もあったけど、ま、精神科医でなくても書けるのかしら薄く文字の大きな文庫本なのですぐ読めます。
読了日:11月14日 著者:保坂隆

田中角栄 100の言葉 ~日本人に贈る人生と仕事の心得田中角栄 100の言葉 ~日本人に贈る人生と仕事の心得感想
父購入本。田中角栄の政治を知らないと(私も含め)これらの言葉の凄さがわからないかも。角栄さん50歳になった時の「あと7300日」は来年50の私にグッときた。それぞれの立場でいくつかは心に響く言葉があるのではないかな。100個目はある意味予言。政治家が戦争を知らない世代ばかりになると怖いことに・・。見開き右側に言葉、左に短い解説と写真。あっという間に読めた。
読了日:11月14日 著者:

明日この世を去るとしても、今日の花に水をあげなさい明日この世を去るとしても、今日の花に水をあげなさい感想
これまた父購入本。題名、表紙(カバー)がマッチして素敵ですね。これで買ってしまう方もいらっしゃるかな・・。帯も「人はどう生き、死ぬまでに何をするべきか。」←87歳老父、つられちゃいました。私は・・ダメ、全然響かなかった。な〜んかキレイ事だと思いました。癌になったら自分自分自分だったウチの母(79歳没)は、著者に言わせると【恥ずべき】人生だったのかも。でもまぁ自分で精一杯でイイじゃないですか、人間臭くて
読了日:11月17日 著者:樋野興夫

花渡る海 (中公文庫)花渡る海 (中公文庫)感想
1810年、乗っていた千石船が荒天で破船となりロシアに漂着、奇跡的に生き延び日本に戻った久蔵の物語。「北天の星」の五郎治は重要人物の一人、「間宮林蔵」にも出てきたし色々な作品が重なり合っておもしろい。あとは「大黒屋光太夫」を読めばロシアへの漂流記(五郎治は連れ去られ)完成
久蔵はロシアで種痘の技術を知り日本で普及させようとしたが受け入れられず。無理もないことだろうけど気の毒だった。久蔵の死後種痘は普及、昭和の時代まで続く。奇しくも久蔵の命日は私の誕生日。種痘世代の私ですもの、誕生日には久蔵さんを偲びましょう。
読了日:11月20日 著者:吉村昭

史実を追う旅 (文春文庫)史実を追う旅 (文春文庫)感想
著者の作品を何冊か読むごとにこういうエッセイを挟む。小説を書くために旅をして人に会って話を聞き、資料の提供を受ける。長年かけ旅で得たこれらのものが胸の中に充満した時に小説を書き始めるという。以前「破獄」モデルであるS氏の証言からなる斎藤充功氏著「脱獄王」の感想にS氏の死後のエピソードを吉村氏が知らなかったのか?という疑問を書いたが、ご存じだったようだ。エピに触れなかった理由についても示されていて嬉しかった。
一つの小説が出来るまでの経過を知ると読んだ作品は再読したくなり、未読の作品は読むのが待ち遠しくなる。
読了日:11月24日 著者:吉村昭
また吉村先生の作品を買っちゃいました〜
積読本増加

図解 不動産証券化とJ-REITがわかる本図解 不動産証券化とJ-REITがわかる本
読了日:11月27日 著者:三菱UFJ信託銀行不動産コンサルティング部
新 社会人のための精神保健福祉士:社会人経験をストレングス(強さ・長所)にしたこれからの私新 社会人のための精神保健福祉士:社会人経験をストレングス(強さ・長所)にしたこれからの私
読了日:11月28日 著者:

以上2冊は仕事用勉強本(感想は書かない)。


読書メーター