蝋梅元日の昨日は夫と大阪城公園で初スロージョグ。梅林では予想どおり「蝋梅」が咲いていました。夕方から私の実家へ。
老父が今一つ元気なく、口数も少ないので若干心配になったのですが(あとから夫もそのように言ってました)・・
なんのことはない酒が足りなかっただけ日本酒が回ってきた頃にはいつもと毎回同じパターンの話を機嫌よくしておりました
とは言え87歳、徐々に衰えてきています。数えの90歳までは第九の舞台に立ちたいと。前から「90歳で第」と言っていましたが、「数え」がついたのは今回初めて。ちょっと弱気になったか?
ま、こちらは流れに身を任せ、支援が必要になれば出動するのみであります。

さて、2015年の読書記録。1年で100冊(途中から仕事のための勉強本もカウント)の目標は遠く達成できず

☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚+.☆゚
2015年の読書メーター
読んだ本の数:58冊
読んだページ数:15349ページ
ナイス数:406ナイス
2016年も気持ちだけは100冊目指してがんばります
秩父宮―昭和天皇弟宮の生涯 (中公文庫)秩父宮―昭和天皇弟宮の生涯 (中公文庫)感想
天皇の弟宮という明治・大正にはなかった立場、前例のない道を進まなくてはならなかった秩父宮雍仁親王の生涯。幼年期から薨去まで700頁のボリュームだが、飽きることはない。著者の7年にわたる取材の賜物か。若き日の論文では日本の国民性を「自己のことは棚に上げ置き他人の事は不必要に干渉す」、戦後のエッセイでは「ジャーナリズムは天皇家のプライベートな行動などに触れるべきではない」と、今に通ずる言葉を残しておられることに感嘆。天皇陛下が新年のご感想として述べられた「戦争の歴史」もこの本で学べることが多々あると思う。
読了日:1月23日 著者:保阪正康
狂信者狂信者感想
Amazonの内容紹介「年金消失、官僚の天下り、民官の癒着。 他人事ではない! AIJ事件をモチーフに企業年金巨額詐欺事件を描いた経済小説! ! 」・・たしかにAIJ投資顧問の事件がモチーフだ。が、「経済小説」かな。個人的には、金融検査が入った後のことを知りたかった。本当の被害者=年金受給者がどうなったか・・とか。ただ、2時間ドラマにすればおもしろいかもと思った(苦笑)。それなりにサクサク読めるし。記憶を云々って無理あり過ぎ。エピローグが何気にハッピーエンドやけど、違うって。被害者はどうなったん?
読了日:1月29日 著者:江上剛
見残しの塔―周防国五重塔縁起 (文春文庫)見残しの塔―周防国五重塔縁起 (文春文庫)感想
著者70歳で「此のふでぬし弐七」と墨書きされた国宝の巻斗に出会い、14年間取材、執筆4年、推敲に1年を費やして89歳で上梓した本。それだけでも読む価値アリかと。この五重塔を建てた宮大工の一人【ふでぬし】である左右近(さうちか)は著者が創造した人物。最初は「人物相関図」を作って読まないとなかなかキツイ。そこを乗り切るとドンドンと読める感じ。80代の著者とは思えないみずみずしい描写(失礼かな)もあるし、少し無理のあるところも。建築物の細かい名称は画像検索で確かめると面白い。読み応えのある1冊だった。
読了日:2月6日 著者:久木綾子
青い骨青い骨感想
1958年、著者が31歳の時に自費出版した初めての創作集。今回読んだのは著者が喜寿を迎えた年に五月書房より出版されたものである(その2年後に著者は他界)。六つの短編からなり、すべてが暗い。著者が20代〜30代の作品なのに。どれも「どうなる?これから」な感じで終わる。戦後間もない時代と自身が重症の肺結核を患っていた影響が色濃く映し出されていると思った。その後の著者の作品と変わらない冷徹とも言える筆致や話の展開に引き込まれた。十分面白かった。「墓地の賑い」で、子どもの頃見た縁日の【ひよこ釣り】を思い出した。
読了日:2月10日 著者:吉村昭
光る壁画 (新潮文庫)光る壁画 (新潮文庫)感想
戦後間もない日本での「胃カメラ」開発記。豆電球やレンズ制作、レンズ磨きの職人の技術、ひらめきや偶然による産物。サック(←当時の呼び名。避妊用・風船状のアレ)までも部品に。胃カメラの前身「胃鏡」の説明とともに、内視鏡技術の進歩にはこういう歴史(時には犠牲)があったのだなぁと素直に感心した。主役の技術者の【私生活】部分は著者の創作である。家を顧みない男、それほど自分の仕事に生きがいを感じ、没頭する男とすることで、この研究がいかに挑戦するに値するものであったかを浮き上がらせているように感じた。
読了日:2月17日 著者:吉村昭
プロジェクトX・挑戦者たち 4 ガンを探し出せ (<VHS>)プロジェクトX・挑戦者たち 4 ガンを探し出せ (<VHS>)感想
Kindle版100円!吉村昭氏の「光る壁画」を読んだのを機に購入。NHKのプロジェクトXの胃カメラの回はなんとなく見た覚えアリ。ほんの30分ほどで読めそうな分量であり、あの番組の尺に対応しているのかなぁと思った。思わず脳内で田口トモロヲ氏の声に変換して読んでしまう、プロジェクトXチックな文章でもあった。もしかして番組のナレーション原稿?(笑) 「光る壁画」ではどちらかというと脇役風だった杉浦氏がここでは宇治医師と並ぶ中心人物だった。Kindle版プロジェクトXは他にも出ているので色々読んでみよう。
読了日:2月18日 著者:
「ひかりごけ」事件―難破船長食人犯罪の真相 (新風舎文庫)「ひかりごけ」事件―難破船長食人犯罪の真相 (新風舎文庫)感想
知人に武田泰淳氏の「ひかりごけ」を紹介されたが、この事件をモデルに創作した戯曲と知りこちらを選んだ。船長、船長の奥さん、食べられたシゲさんの家族、近隣住民・・どの立場に自分を置き換えてみても想像ができない。ただ、この船長が亡くなるまで悔やみ、重い重い十字架を背負い続けたことは理解した。【戦争】は船長の食人とは直接関係しない(戦争がなければこの難破もなかったかもしれないが)。その後の裁きや報道においては戦争が深く関係し、その点も著者は追及している。15年を費やした取材は、相応の作品を生み出している。
読了日:2月25日 著者:合田一道
百田尚樹『殉愛』の真実百田尚樹『殉愛』の真実感想
#アリゾウ この世で最も辛く不幸なのは「子に先立たれる」ことだと思う。たかじんさんのお母様は長男をすでに亡くしていた。その上、たかじんさんの病気をメディアから知り、心配で心配でたまらなかったはずなのに、三番目の嫁から知らせが来たのは息子がお骨になってから。人生の最後に、こんな仕打ちを受けて亡くなるなんて。ここに刑事罰はないかもしれないが、私はこれがたかじんさん三番目の嫁・さくらさんが犯した最大の罪だと思う。相続、利権、偽造メモ等々、すべてが何らかの決着を得ても、お母様のことは取り返しがつかない・・
読了日:2月28日 著者:角岡伸彦,西岡研介,家鋪渡,宝島「殉愛騒動」取材班
湯浅式「ながらトレーニング」で若返る! (小学館文庫)湯浅式「ながらトレーニング」で若返る! (小学館文庫)感想
通勤、仕事中、家事、リラックスタイム等の中で少しずつトレーニングする工夫が書いてある本。塵も積もれば・・・ですね(^^)全部やるのは無理でも、できそうなモノを思い出した時に実践するだけでも、ふだんあまり動いていない人にはいいかも〜♪
読了日:3月5日 著者:湯浅景元
地名は知っていた 上―津波被災地を歩く 気仙沼~塩竈 (河北選書)地名は知っていた 上―津波被災地を歩く 気仙沼~塩竈 (河北選書)感想
東日本大震災被災地を歩き、各町名の由来や、震災後の住人の様子、震災時の様子等お話してくださったことを記録していった本。各市町村の被害状況も記されている(死者・行方不明者数等)。中には過去の津波が町の名前になっている土地もあり(大きな船が流されてきたからオオブネザワ等)、たしかに「地名は知っていた」のだなぁと思う。1日1〜2の町を読んでいたら長くかかってしまった。明日でちょうど4年・・・
読了日:3月10日 著者:太宰幸子
江戸しぐさの正体 教育をむしばむ偽りの伝統 (星海社新書)江戸しぐさの正体 教育をむしばむ偽りの伝統 (星海社新書)感想
「江戸しぐさ」、たしか数年前に荒川強啓氏がラジオ番組の中で絶賛?しておられるのを聴いたのが初めてだった。朝自宅から駅へ向かう時、駅から私に向かってくる人が断然多く雨の日は狭い歩道で傘が・・ラジオを聴いてから「傘かしげ?」ちょっと意識した^_^;この行動自体は悪い話ではないと思うし、深く考えていなかった。道徳の教材になって教育現場に浸透しているとも知らなかった。「江戸しぐさ」は昭和生まれだったのね。それを江戸時代のモノと言ってしまったのね。マナーはマナーとして必要だけど、歴史を曲げたらダメだわね・・
読了日:3月25日 著者:原田実
殉愛殉愛感想
#殉愛 騒動による先入観をなるべく排除して読もうと努めた上での感想。たかじんさんの幼児返りの姿は想像したくなかった。例えば私が亡き母(癌)入院中、医師や看護師の勉強会に参加したいと言っても100%無理だったと思うけど、それが許される病院があるのかと驚いた。「殉愛」という崇高にも思えるタイトルの純愛ノンフィクションに、しばしば著者の自慢がちりばめられているところが著者らしい感じ。何よりも「ノンフィクション」の中にこんなに会話が出てくることに違和感。さくらさんの驚異的な記憶力によるものだそうです。
読了日:3月26日 著者:百田尚樹
地名は知っていた 下―津波被災地を歩く 七ケ浜~山元 (河北選書)地名は知っていた 下―津波被災地を歩く 七ケ浜~山元 (河北選書)感想
上巻に続いて読了。七ヶ浜〜山元まで。各地名の謂れや歴史を記すとともに、その土地の人々に聞いた震災時の様子や復旧の実際が綴られている。過去の津波に由来する地名が結構ある。巻末には津波被災地に多い地名の一覧。地名は知っている、たしかに。著者は「自然を、地名を侮っていなかったか」と自らに問うていた。そうして生まれたこの本、地味だけど大切な記録と思った。
読了日:4月25日 著者:太宰幸子
親の家の片づけ 決定版 (小学館実用シリーズ LADY BIRD)親の家の片づけ 決定版 (小学館実用シリーズ LADY BIRD)感想
どこから手を付け、何をどう片づけるか示されわかりやすい。子なし夫婦なので、他人に死後事務を任せることになる私こそ、この本を利用して自宅を片づけようと強く決意。母亡き後どうにもならない【汚実家】については父が死んだら業者を入れて一気に整理するつもり。著者曰く「親が快適に暮らすためだから揉めてもイイ」「親と一緒に片づけることが肝心」。いやぁ^^;^^;それ、ムリ、しんどいわ。86歳老父は片づけなくては〜と言いつつ、次々にモノを買うことは癖(へき)と開き直る(100均好き)。要は「買い物依存」。ほっとくw
読了日:4月30日 著者:安東英子
これでわかる!子ども・子育て支援新制度―制度理解と対応のポイントこれでわかる!子ども・子育て支援新制度―制度理解と対応のポイント
読了日:4月30日 著者:
月下美人 (文春文庫)月下美人 (文春文庫)感想
史実を曲げないという信念とそのための取材活動の賜物である著者の記録小説はそれが生まれる過程もまた、一つの作品として十分に読みごたえがあるものとなる。表題作「月下美人」然り。「沢蟹」を書くために実際に沢蟹を取り寄せたことから生じたエピソードを書いた「甲羅」。著者には無限の題材があったのではないか。誰の人生にもドラマはあると思うが、それを読ませるような文章にはなかなかできない。著者のスゴイところではないだろうか?長編を読みつつこのような短編や著者のエッセイを読み、裏話を知ると、また長編作品がおもしろくなる。
読了日:5月4日 著者:吉村昭
戦艦武蔵 (新潮文庫)戦艦武蔵 (新潮文庫)感想
戦時中に人間たちが示したエネルギーが大量の人命と物を消費したことに、戦争の本質があるように思っていた・・著者はあとがきに記している。武蔵という戦艦はまさしくその象徴だと感じた。起工から竣工までで3分の2、残りは撃沈までと生き延びた者のその後が淡々と書かれている。大変な労力を費やし完成した武蔵(物)が多くの(人命)とともに沈んだ。最近発見された海に沈む武蔵らしき戦艦の映像。そこに至るまでをこの本を読んで想像する。宇宙戦艦ヤマト、生き残った人はどう見たのだろう。「艦これ」とか・・なんか腹立つ。
読了日:5月12日 著者:吉村昭
ドクター奥井と走るランニングのススメドクター奥井と走るランニングのススメ感想
ドクター奥井と走るのは「タイム狙い」のランナーではありません(^^)掌蹠膿疱症性骨関節炎で1年ランニングを休んでいたワタシにはぴったり。健康のために走り始める方向き。樋口一葉や与謝野晶子などをタイプ別に使ったり「性ホルモン」に着目したりと、他にない切り口がイイのに、後半に少しレースに触れたのは中途半端な印象。レースノウハウはそういう本に任せれば良いと思った。個人的には更年期対策をもっと充実させて欲しかったな〜ww
読了日:5月16日 著者:奥井識仁
知ろうとすること。 (新潮文庫)知ろうとすること。 (新潮文庫)感想
糸井重里氏と物理学者・早野龍五氏がフクイチの事故から3年経って、改めて福島の状況を語り合った本。遠くに居るのであまり気にせず、福島県産の食べ物も「流通しているのだから安全だろう」くらいの考えで食べていたけど、「知ろう」としていなかったと思う。この本を通じて放射線や被ばくに関することを少し理解できた。事実を自ら知ろうとする姿勢・・大事だな。ネットが発達した今、流れてくる情報を鵜呑みにしがちな自分を反省。汚れていなければ1番上の本を買う・・そういう判断を自分でできるようになりたい。
読了日:5月25日 著者:早野龍五,糸井重里
ルポ 保育崩壊 (岩波新書)ルポ 保育崩壊 (岩波新書)
読了日:6月6日 著者:小林美希
陸奥爆沈 (新潮文庫)陸奥爆沈 (新潮文庫)感想
著者が『陸奥』について書くことになったきっかけから、調査し、生存者に会って話を聞き、陸奥に迫っていく過程を綴っている。突然爆発し多くの乗員と沈んだ陸奥。その爆沈の原因を探る中で著者は、爆沈の原因が人為的なものかもしれないと思わせる過去の戦艦等の爆沈の記録を掘り起こす。これらを読むと、頑強な戦艦であっても最後は「人」なのだと感じる。並行して著者講演録「生存者〜陸奥爆沈〜」を聴き、後世に伝えてくださったことに感謝。陸奥爆沈の事実は当時徹底して隠された。武蔵と同じく生存者は最前線に送ることで口封じ。辛い。
読了日:6月19日 著者:吉村昭
吉田松陰――久坂玄瑞が祭り上げた「英雄」 (朝日新書)吉田松陰――久坂玄瑞が祭り上げた「英雄」 (朝日新書)感想
図書館本。NHK大河ドラマを見ているので、その復習になったなぁという感じ・・うん、まさしくそんな感じで松陰→玄瑞の生涯が、さらっと書かれている本。すぐ読めました。題名からすると吉田松陰メインか?と思うけどそうでもない。その題名がなんともオーバーで、大河ドラマに乗じて売り出しました感が否めない・・というのは個人的感想です^^; 松陰を祭り上げることの危険性を著者はあとがきで述べているのですが、同郷であり松陰を尊敬しているらしい安倍晋三首相・・なんだか危険な今日この頃・・
読了日:6月22日 著者:一坂太郎
餃子の王将社長射殺事件餃子の王将社長射殺事件感想
父購入本。「王将」はなじみがあるお店なので、2013年暮れのこの事件には多少衝撃を受けた。また、その後の経営陣の会見が妙にあっさり見えたのが印象的だった。読んでみたけど長くかかってしまったなぁ。何だか読みにくかった。まとめ方の問題かしら。創業者がらみ&中国マフィアがらみか?という雰囲気で進むが、犯人は逮捕されていないのだからすべて想像の域を出ない。最近出版された「京都の裏社会 山口組と王将社長射殺事件の聖域」に期待しようか・・・?
読了日:7月1日 著者:一橋文哉
総員起シ〈新装版〉 (文春文庫)総員起シ〈新装版〉 (文春文庫)感想
最後のシーンが色々と想像させる「海の柩」と表題作の「総員起シ」が特に印象に残った五つの短編。どれも日本領土内にいた人の戦争を主題としている(あとがきより)。前線ではなく訓練で沈んでしまった伊号第三十三潜水艦。実際に戦うことがなかった点では戦艦陸奥と同じだ・・というか、こういう出来事多かったのかな。モノと命の大量消費、それが戦争。その時何があったのか?まだ当事者が存命のうちに取材し、後世に伝えてくれている。「手首の記憶」は著者には珍しく当事者に取材しなかった(できなかった)作品。
読了日:7月4日 著者:吉村昭
精神障害のきょうだいがいます (心願社こころのシリーズ)精神障害のきょうだいがいます (心願社こころのシリーズ)感想
います、ハイ(^^) 9月に初めて兄弟姉妹全国交流会に参加するのを機に購入、精神疾患の兄弟姉妹をもつ方々の手記。精神障害だけでなく、身体障害でも知的障害でも、親とは違う立場や思いが兄弟姉妹にはある。さまざまなケースがあった。身につまされること、うちとは違うな・・ということいろいろあった。ある方の手記で父親が「俺が死ぬときに一緒につれていくから」と言ったというくだりがあった。うちの母も言ったなぁ(つれていかなかったけど)。でも、それは兄弟姉妹にはツライ言葉だ。それを願うことなんて、やっぱりできないからね。
読了日:7月6日 著者:
知らずに使っている実は非常識な日本語知らずに使っている実は非常識な日本語感想
「憮然」はぶすっと怒っている様ではなく、『失望してぼんやりしていること』なのか〜みたいな、言葉の意味・漢字の読み方・実は相手に失礼になる言葉の使い方等々。
「煮詰まる」は行き詰まっていることではないと以前どこかで聞いたがそういう感じの本。プレゼンのPP最後のページに「ご静聴ありがとうございました。」ではなく「ご清聴」が正しいって、PCの変換で軽く間違えそう(^^;;全部身につけるのは難しいが、たまにはこういう本で復習した方がいいな。時代とともに、間違いとは言えなくなった言葉等も経緯が説明されていて親切。
読了日:7月8日 著者:梅津正樹
片目を失って見えてきたもの (文春文庫PLUS)片目を失って見えてきたもの (文春文庫PLUS)感想
父購入バーゲン本。父曰く「賢いこと書いたはる」。朝の番組内で、眼球摘出手術のためお休みすると告げたピーコさん、吉崎アナが嗚咽、「死なないわよテンコ〜」と逆にピーコさんに励まされ・・の場面を今でも覚えている。もう15年以上前かぁ。前半は病気の経緯やそこから見えてきた友人や家族の有り難さ、後半は本業も絡めての生き方そのものに関することかな。身の丈を知ること、試験とは別の頭の良さ・教養が大事。人によってはピーコさんの自慢話に感じる部分もあるかもしれないが、私は全部素直にすごいと思った。
読了日:7月9日 著者:ピーコ
蚤と爆弾 (文春文庫)蚤と爆弾 (文春文庫)感想
中学生〜高校生の時に森村誠一氏の「悪魔の飽食」が話題になり、私も友達に借りて読んだ記憶がある・・その後でっち上げとかチラッと聞いたように思うが。この「蚤と爆弾」は昭和45年に連載されていたというから、「悪魔の飽食」よりもだいぶ前だ。731部隊をモデルとしたことが明らかな記録小説。そして戦後70年を機に新装版が出版された。著者の信念は史実を曲げないことであり、戦争の記録については多くの生存者に話を聞いて執筆した。したがって、私は、ここに書かれていることはおおむね真実だと思う。
読了日:7月18日 著者:吉村昭
服を買うなら、捨てなさい服を買うなら、捨てなさい感想
「部屋着のつもりで取って」おかなくてもいいんですね!よっしゃ!(笑)10年ほど前につくって太って入らなくなったスーツも捨てるかな。もうちょっと痩せれば入るかもしれないが・・それより、もう「似合わない」可能性大ですね、地曳先生(^^)/ すでにアラフィフ・・本当に好き+似合う服を着て、数少ないお気に入りのモノに囲まれて暮らしたい・・そう思いました。図書館本。
読了日:7月22日 著者:地曳いく子
持たない贅沢: シンプルに考え、シンプルに生きる (知的生きかた文庫)持たない贅沢: シンプルに考え、シンプルに生きる (知的生きかた文庫)感想
父購入本。う〜ん(^^;; 合わなかった。茶道や禅語を例にされることが多いけど・・茶道こそ、掛け軸や生け花を眺め、器を眺め、和装や扇子が必要な「持たないとできない」モノに感じるんですが・・なんともピンと来ない私が間違っているのでしょうか?ごもっともな話ばかりですが、真似したいという気持ちにはなりませんでした。
読了日:7月25日 著者:山武也
リース会計のしくみ (【図解でざっくり会計シリーズ】)リース会計のしくみ (【図解でざっくり会計シリーズ】)
読了日:7月30日 著者:
僕がこの病気を乗りこえてきてわかったこと ~コミックエッセイ アスペルガー症候群との上手なつきあい方入門僕がこの病気を乗りこえてきてわかったこと ~コミックエッセイ アスペルガー症候群との上手なつきあい方入門感想
コンビニ本。統合失調症の兄(53歳)の主治医より「発達障害の傾向がある。」との話があってすでに3年。【どういうところが】【どういう】発達障害なのか、どのように治療に反映させているのか、聞いていないので不明。この本にあるような傾向はあるが全てあてはまるワケではない。病歴が長すぎて、ある状態が統合失調症or発達障害or性格or薬の副作用によるものか、も〜わからない!この本にあるように早期発見・早期対処がいかに大事か・・この本、読みやすいから、無関係と思っている人も一度手に取るとよいかも。次はADHD読もう。
読了日:8月2日 著者:西脇俊二
トッカンvs勤労商工会トッカンvs勤労商工会感想
ドラマを見ているようでおもしろい。でも、私の中でぐー子は井上真央さんではないwなんというか女性が働く上での厳しさ・難しさみたいなことも裏(表?)テーマだったと思う。特に女性にとって「わたしだけのオンリーすき間」を見つけるって重要だ。錨さんの件もそうよね〜主夫ったって子どもは産めない。私も錨さんと同じ34歳の時夫が(理由は違えど)無職で、子どもどころじゃなく過ぎ去ってしまった、5年くらいあっという間。身につまされるぅ。体裁ばかり整えてもアカンってことも。軽いタッチなようで、けっこうイイ物語だと思いました。
読了日:8月7日 著者:高殿円
「いつものパン」があなたを殺す: 脳を一生、老化させない食事 (単行本)「いつものパン」があなたを殺す: 脳を一生、老化させない食事 (単行本)感想
本書のとおり、食べ物が心身に与える影響はあるんだろうと思いますが・・。私と統合失調症の兄は共に「帝王切開」で生まれ、私は母乳割合は低かったように聞いています。食生活も兄と同じです。それでも兄だけが統合失調症を発症しています。なので、この本に書いてあることを鵜呑みにはできません。著者自身が「グルテン過敏症と行動や精神的問題の関連性については判定はまだ下されていない」 と書いているし、なんだかなぁな感じです。日本の精神科病院がグルテン除去食を始めた・・なんてことになれば、この本も信用できるのですが・・
読了日:8月25日 著者:デイビッドパールマター,クリスティンロバーグ
洛北岩倉と精神医療―精神病患者家族的看護の伝統の形成と消失洛北岩倉と精神医療―精神病患者家族的看護の伝統の形成と消失感想
現代地域精神医療で教訓とすべき書。昔、精神障害者を民家(及び保養所)で預かり共に暮らしていた洛北岩倉。家族的看護がなぜ可能だったか?一つに精神障害者に対する【地域住民の慣れ】が挙げられている。社会的入院→出てこない→人々が慣れない→益々出られない今の日本。大正時代の患者の家族「入院は『病院に入ってる』と周りに言われるが、保養所なら『保養に行っている』と言える」の言葉が印象的。長兄が結婚する頃、統合失調症次兄が留年浪人を経てなんとか大学に入った。嫁家族に「大学生」と言えたからよかったと言った母を思い出すw
読了日:8月28日 著者:中村治
家族が知りたい統合失調症への対応Q&A家族が知りたい統合失調症への対応Q&A感想
父購入本。何を今さらこういう本を買うかな・・そして斜め読みするだけで、本の内容を実践するわけではない。父来月87歳、統合失調症兄53歳・・・発症した頃は父50歳くらいかな。この本に書いてあるような対応はまったくできていなかった。こういうことを模索する様子もなかった。そして36年過ぎた。兄は社会とのつながりを持てないまま一生を終わるのであろうか?今まさに急性期の統合失調症患者を抱えるご家族に言いたい。ぜひ、このような本を読んで実践して欲しいと。家族の対応で変わるところは絶対にあると。最近の私の実感です。
読了日:9月3日 著者:高森信子
後妻業後妻業感想
10ヶ月で回ってきた図書館本。分厚いなぁと思ったけど案外早く読了。セリフが多くて字数/頁が少なかったからかな。おもしろかった・・けど、向日市の事件とか、この作品自体が著者の知人の体験をモチーフにしているとか、某関西大御所芸能人とか(?)・・この手の話は案外多いのかもしれないと思うと恐い。著者がTVに出演して話していたこと。男も薄々は遺産狙いということを感づいているけど、それでも面倒見てくれる女性の方が遠くの親族よりもイイと。ところでこの後妻業・・最後の方は本多さんの物語?という気がしないでもなかった。
読了日:9月12日 著者:黒川博行
「ニセ医学」に騙されないために   危険な反医療論や治療法、健康法から身を守る!「ニセ医学」に騙されないために 危険な反医療論や治療法、健康法から身を守る!感想
本書で出てきた超ミネラル水・・思い出す。夫の亡き父が夫の兄嫁のススメで2リットル1万円の水を買わされていたこと。兄嫁は70万円の布団を買ったり、突然画数が悪いとか言って夫や自分の名前を変えたりする人で信じやすいタイプだとは思うが、あの義父が?と思ったなぁ。大腸がん→肝転移・・さすがの義父もやはり藁をも・・の気持ちだったのだろうか。本書でも書かれていたが、健康な時は「んなアホな!」と思えても、いざ自分が病気になった時に同じように思えるかはわからない。根拠のないものは安易に信じないこと。今はそう心に刻もう。
読了日:9月16日 著者:NATROM
関東大震災 (文春文庫)関東大震災 (文春文庫)感想
子どもの頃、大震災と言えば9月1日に避難訓練をする「関東大震災」であったが、その後40年を生きる間に阪神淡路大震災と東日本大震災が発生した。この本を読むともちろん「大正」に起きた震災ならではの部分もあるが、現代でも変わらないのは「人心」だと思った。地震に限らず、先日の鬼怒川の決壊でも人の家に入って盗みを働く者が存在するように。震災の様子だけでなく当時の地震予知、流言、報道、警察等の対応、死体処理等が丁寧に書かれている。野に山積みされた骨を納めるための大甕を70個寄贈した人がいた話に心が動いた。教訓多数。
読了日:9月27日 著者:吉村昭
一発合格! FP技能士2級AFP完全攻略テキスト14-15年版一発合格! FP技能士2級AFP完全攻略テキスト14-15年版
読了日:9月27日 著者:前田信弘
認定こども園がわかる本 (これからの保育シリーズ)認定こども園がわかる本 (これからの保育シリーズ)
読了日:9月30日 著者:中山昌樹
きょうだい―障害のある家族との道のりきょうだい―障害のある家族との道のり感想
主に知的障害、自閉症をもつ人の「きょうだい」という立場について、年代別に事例→解説→ヒントという形で進む。きょうだいが小学生になるまでの「ヒント」については周りの大人が語ってあげないと読むのは無理かな・・?親御さん、先生等がきょうだいの思いや立場を知るきっかけになって欲しいと思います。きょうだいにも心があり、自分の人生があるから。私は統合失調症患者の妹ですが、兄弟姉妹会等で同じきょうだいであっても様々だと感じています。皆それぞれに色々あります。比較ナシで、ただこの事実を受け止めたい・・そう思いました。
読了日:10月23日 著者:白鳥めぐみ,本間尚史,諏方智広
新・学校法人会計基準ハンドブック新・学校法人会計基準ハンドブック
読了日:10月30日 著者:清稜監査法人
’15〜’16年版 パーフェクトFP技能士2級対策問題集・学科編’15〜’16年版 パーフェクトFP技能士2級対策問題集・学科編
読了日:10月30日 著者:きんざいファイナンシャル・プランナーズ・センター
間宮林蔵 (講談社文庫)間宮林蔵 (講談社文庫)感想
間宮海峡・・習ったような。間宮林蔵・・習ったような。そのくらいの印象。江戸時代、当然歩いて測地を行っていたので仕事=探検のような感じ。よくぞ生きて帰られましたな!と私も言いたい。著者作品の「北天の星」や「ふぉん・しいほるとの娘」のシーボルト(事件)と重要な部分で重なっているので、すべて読むと理解が進むと言うか面白い。後半は役人としての人生であるが、そこはなかなか知られていない部分なのかも。著者はいつも主人公の最期の時まで淡々と描くため、老いた姿を想像し毎回ちょっと寂しい気持ちになる^^;
読了日:11月3日 著者:吉村昭
漂流記の魅力 (新潮新書)漂流記の魅力 (新潮新書)感想
漂流した人からしたらもう「魅力」も何もあったもんじゃない^^; ロシアに漂着したらしたで凍傷で四肢切断は当たり前の極寒、言葉わからず、食べ物合わず・・命がけの記録だからこそ、読む者はのめり込みワクワクする。日本が島国であるからこそ生まれる漂流記。生き延び日本に帰った者には奉行所での取り調べがあるからこそ、詳細な記録が残る。魅せられた著者は漂流小説?を6編も書いている。その一つを読むにあたりこの本を手に取った。漂流記の一例として挙げている「若宮丸」、これこそ壮大な小説にして欲しかったなぁと思った。
読了日:11月5日 著者:吉村昭
心が安らぐ「老後のシンプル生活術」 (PHP文庫)心が安らぐ「老後のシンプル生活術」 (PHP文庫)感想
【精神科医が教える】という部分に騙された父が購入した本。エッセイである。別に「さすが精神科医!」と思うような内容ではなく、よくあるパターンかと。2〜3イイかなと思う内容もあったけど、ま、精神科医でなくても書けるのかしら(^^;;薄く文字の大きな文庫本なのですぐ読めます。
読了日:11月14日 著者:保坂隆
田中角栄 100の言葉 ~日本人に贈る人生と仕事の心得田中角栄 100の言葉 ~日本人に贈る人生と仕事の心得感想
父購入本。田中角栄の政治を知らないと(私も含め)これらの言葉の凄さがわからないかも。角栄さん50歳になった時の「あと7300日」は来年50の私にグッときた。それぞれの立場でいくつかは心に響く言葉があるのではないかな。100個目はある意味予言。政治家が戦争を知らない世代ばかりになると怖いことに・・。見開き右側に言葉、左に短い解説と写真。あっという間に読めた。
読了日:11月14日 著者:
明日この世を去るとしても、今日の花に水をあげなさい明日この世を去るとしても、今日の花に水をあげなさい感想
これまた父購入本。題名、表紙(カバー)がマッチして素敵ですね。これで買ってしまう方もいらっしゃるかな・・。帯も「人はどう生き、死ぬまでに何をするべきか。」←87歳老父、つられちゃいました。私は・・ダメ、全然響かなかった。な〜んかキレイ事だと思いました。癌になったら自分自分自分だったウチの母(79歳没)は、著者に言わせると【恥ずべき】人生だったのかも。でもまぁ自分で精一杯でイイじゃないですか、人間臭くて(^^;;
読了日:11月17日 著者:樋野興夫
花渡る海 (中公文庫)花渡る海 (中公文庫)感想
1810年、乗っていた千石船が荒天で破船となりロシアに漂着、奇跡的に生き延び日本に戻った久蔵の物語。「北天の星」の五郎治は重要人物の一人「間宮林蔵」にも出てきたし色々な作品が重なり合っておもしろい。あとは「大黒屋光太夫」を読めばロシアへの漂流記(五郎治は連れ去られ)完成♪久蔵はロシアで種痘の技術を知り日本で普及させようとしたが受け入れられず。無理もないことだろうけど気の毒だった。久蔵の死後種痘は普及、昭和の時代まで続く。奇しくも久蔵の命日は私の誕生日。種痘世代の私ですもの誕生日には久蔵さんを偲びましょう。
読了日:11月20日 著者:吉村昭
史実を追う旅 (文春文庫)史実を追う旅 (文春文庫)感想
著者の作品を何冊か読むごとにこういうエッセイを挟む。小説を書くために旅をして人に会って話を聞き、資料の提供を受ける。長年かけ旅で得たこれらのものが胸の中に充満した時に小説を書き始めるという。以前「破獄」モデルであるS氏の証言からなる斎藤充功氏著「脱獄王」の感想にS氏の死後のエピソードを吉村氏が知らなかったのか?という疑問を書いたが、ご存じだったようだ。エピに触れなかった理由についても示されていて嬉しかった。一つの小説が出来るまでの経過を知ると読んだ作品は再読したくなり、未読の作品は読むのが待ち遠しくなる。
読了日:11月24日 著者:吉村昭
図解 不動産証券化とJ-REITがわかる本図解 不動産証券化とJ-REITがわかる本
読了日:11月27日 著者:三菱UFJ信託銀行不動産コンサルティング部
新 社会人のための精神保健福祉士:社会人経験をストレングス(強さ・長所)にしたこれからの私新 社会人のための精神保健福祉士:社会人経験をストレングス(強さ・長所)にしたこれからの私
読了日:11月28日 著者:
身近な人が亡くなった後の手続のすべて身近な人が亡くなった後の手続のすべて
読了日:12月19日 著者:児島明日美,福田真弓,酒井明日子
マンガでわかる建築基準法入門マンガでわかる建築基準法入門
読了日:12月19日 著者:
岡根式 社労士試験 はじめて講義 2016年度岡根式 社労士試験 はじめて講義 2016年度
読了日:12月23日 著者:岡根一雄
高瀬舟高瀬舟感想
中学校の教科書に載っていたと思うのだが・・。50歳目前の今読むと、なんと深い・・というか、現代にも通じるテーマだと思った。
読了日:12月24日 著者:森鴎外
下流老人 一億総老後崩壊の衝撃 (朝日新書)下流老人 一億総老後崩壊の衝撃 (朝日新書)感想
2015年最後の一冊がこれか( ;∀;)
刺激的な題名で釣ってからに〜(釣られたのはうちの老父ですが)・・とは言えないなぁと思う。下流=貧乏。私も下流老人予備軍ではないかな。年金だけでは到底やっていけないだろうし。さらに若い世代は非正規雇用の人も多いし、少子高齢化がますます進むし。うーん大丈夫なのか?ニッポン^^;
後半に下流にならないための対策アリ。やはり【制度】を知っておくことと、(今は面倒だけど)色々なコミュニティに顔を突っ込んで、人との関わりを持つことが大事なのかなあと思った。
読了日:12月31日 著者:藤田孝典

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