7fa4ae90.JPG母が亡くなってから、実家(AAの事務所でもある)へ行くたびに何かが置いてあり、父が「それ間に合わへんかぁ〜?」と言います。

最近中国語を始めたと言ったら、母が使っていた中国語のテキスト、辞書山積みとか・・

着付けを習い始めたと言ったら、伯母(故人)が買い置きしていたと思われる裾よけ(一応新品)とか・・

髪が細く貧相だった母が40代の頃作ってほとんどつけなかった「かつら」とか・・

電子辞書は3個出てきました。その内、旅行用の何ヶ国語も入っているモノが2個。これは父が買ったモノです。

キリなしです。

今日はとても懐かしいものが置いてありました。捨てていなかったのかっ?という感じです・・。
私が小学校低学年まではけっこう編み物をしていた母の力作。虫が食って穴があいてしまったものもありましたが、きれいな状態のものを持ち帰りました。
全部捨ててしまうにはあまりにも懐かしいので。ポンチョはマルコみたいで気に入っていました。

私より10歳年上の兄がちょうど高校生でおしゃれに目覚めて(アイビーってやつです)、母に無理やり編ませた赤いVネックセーター(そでに白い線2本)、白いマフラーもありました。

「かつら」はさすがに「無理っ!!」と言いましたが、他はけっこう持って帰っています。持って帰って捨てることもしばしば。

主人の実家(悲しくもすでに無人)、私の実家どちらも「引越し」をしていないためすごい「モノ」の山。それを見ているのでなるべく「モノ」を増やさないでおこうと思っているのに・・・

想い出もいつかは捨てなくてはいけません。
どうやって折り合いをつければよいのでしょうね(しみじみ)。